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消費税アップ目前!損をしない賢いリフォーム術!!

いつも、むらくも建築工房のサイトをご覧いただきまして誠に有難うございます。消費税が上がるだろうという事は知っていても、リフォームと消費税アップのタイミングがどんな風に関わっているのかを知っている方は少ないかと思われます。

 

今回は、そんな皆様に分かりやすく消費税アップを前に損をしないリフォームのベストタイミングをお伝えさせて頂きます。

 

 

平成24年8月22日に「社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律」が公布されました。いわゆる、消費税が増税されるという法律改正です。
消費税の税率引き上げ時期と引き上げ幅については政府の原案どおりであり、現状の5%から平成26年4月1日以後は8%に、平成27年10月1日以後は10%まで段階的に引き上げられることとなります。

 

 

請負工事については、消費税引き上げ日の6ヵ月前までの契約については、旧消費税率を適用するという経過措置が設けられました。
請負契約の締結時期、受渡時期と消費税率の関係を示したのが次の図です。
請負契約の締結時期が何時であるかということがポイントです。

 

 

◆具体的な例を挙げますので参考までにご覧ください。

2014年3月31日までに工事を完了しお引渡しが完了すれば、消費税率5%として適用されます。但し、過去の消費税引き上げ時(3%から5%への 引き上げ)にもいわゆる「駆け込み需要」が発生し、工期が延びてしまう事例が多く見られています。現行税制でのリフォームを確実にするには、2013年9 月30日までの請負契約締結を結ぶ事が必要ですのでご注意を!!

 

2013年9月30日までに工事請負契約書を結ぶことで、リフォーム物件の引き渡しが増税後の2014年4月1日以降となっても 現行の5%の消費税が適用される『経過措置』がとられています。また、工事請負契約書が今年の9月30日以降でも、引き渡しが2014
年3月31日までなら、同じく現行の5%となりますが、 過去の消費税引き上げ時にもいわゆる『駆け込み需要』が発生し、工期が延びてしまう事例が多く見られましたので注意が必要です。