むらくも建築工房より最新情報をお届け お知らせ

【エコ】リサイクルされた新聞紙の断熱材とは?【SDG’s】

 

現在、奈良市神殿町の新築分譲現場で施工が進んでいる建物には、セルロースファイバーと言う断熱材が使われています。

 

この断熱材、簡単に言うと「リサイクルされた新聞紙」が約80%使われていて、グラスウールに代表される無機繊維系の断熱材とは違い、自然が造った木質繊維が複雑に絡み合うことで無数の空気層を作り、高い断熱性があるだけでなく吸音性や調湿作用にも優れているのが特徴なんです。

更に防火性や防カビ性も併せ持つ高機能な断熱材で、新建材が多く使われている建物だと化学物質によるアレルギーが怖いと言ったお客様の要望を受けて近年では弊社でも断熱材として採用するケースが増えてきました。

 

また、原材料の主成分となる新聞紙は木材の加工を経てパルプとなり生成されていくので、「木」と同じ性質を持っています。

セルロースファイバーの生産に必要なエネルギーは電気のみなので、他の断熱材に比べ圧倒的に環境負荷が少なく、持続可能な開発目標(SDG’s)にも大きく貢献している断熱材と言えそうです。

 

更に詳しい解説は「デコスドライ」様のサイトをご参照くださいませ!

 

弊社では施工中の様子を簡単にまとめた動画もご用意しましたので、どんな風に施工されていくのか、なかなかお客様に直接見て頂く機会のない工事風景をご覧頂けたらと思います!